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自然観察と散策路整備

里山クラブYou−Youの令和になってから第一回目の定例会は、

町有林で「自然観察と散策路の整備」を行いました。

 

 

 

会長の挨拶は昨年、千葉に引っ越しされた会員の野見山さんから来たお手紙の事。

会長曰く「野見山さんは確かな自然観察眼の持ち主である。」と。

そして、自然観察の話題つながりで、会長の日課である早朝散歩で出会う、

会長が近づいても逃げない「つがいのキジ」のお話もされました。

会長の自然観察眼もなかなかのものです。

 

 

 


 

 

 

立教大学教授の空閑先生先生と、その教え子の大学二年生の若者が

二名参加してくれました。

 

やっぱりフレッシュな若者が来てくれると嬉しいですね!

 

 

 

 

 

 

 

今日は森林インストラクターの資格を持つ輪湖さんに町有林の植生に

ついて解説してもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この赤い実は「ウグイスカグラ」の実です。

小さな実ですが食べられます。

プチッっとした歯ごたえで、ほんのりした優しい甘さです。

 

 

 

 

 

 

輪湖さんの講義を熱心に聞く、空閑先生と若者二人。

こうした自然の中での授業もなかなか出来ない体験ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

森林インストラクター輪湖さんの本領発揮です。

若い人たちにも里山の自然に興味や関心を持って欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

第一展望台を目指して山を登って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

この小さく可憐な花は「タツナミソウ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「タツナミソウ」の花を接写している佐藤会長。

 

なんだか毎年、同じような構図で同じポーズの佐藤会長を撮影して

いるような気が…(笑)。

 

 

 

 

 

第一展望台に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は展望台の上で車座になって、輪湖さんの講義の続きです。

 

輪湖さん曰く、

「今の里山は、昔に利用された後、そのまま放置された山であって、

実は我々は、山が自然に帰る過程を見ている。」

 

 

 

 

 

 

輪湖さんの講義の後に、今度は川の専門家白石さんに、里山と川の関係に

ついて講義して頂きました。

 

白石さん曰く

「山の変化は、すぐに川の変化、生態系に影響を与える。」

「山と一緒に川も守れる仕組みを作らなければならない。」

 

 

 

 

 

非常に充実した内容の課外授業になりましたが、輪湖さんと若者との

間にもなんらかの絆のようなものが出来た事を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

毛利さんから、小川町特産の大豆「青山在来」が若者にプレゼントされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の講義の締めくくりの言葉として、佐藤会長が野見山さんの

文章から「知は喜びである」という言葉を引用して、学生達へ

エールを送りました。

 

 

 

 

 

 

これは輪湖さんが今日の定例会の為に準備してくれたレポートです。

 

その中にこんな一文がありましたので引用させて頂きます。

 

『生態学は100年の歴史しかないが、200周年を祝うことはないと

運命づけられている。その時までに自然の生態系はなくなっているだろうから。

 

国連科学者組織報告:人類によって、陸地の75%が大きく改変され、

湿地の85%が消失、海洋の66%が悪影響を受けている。

 

1500年以降に、680種の脊椎動物が絶滅し、800万種と推定される動植物のうち、

100万種が絶滅の危機に瀕している。

 

「経済、生計、食料安全保障、健康、生活の質を支えている真の基盤を

私たちがむしばんでいる。」

 

→ 結論は、「経済や社会、政治などにわたって変革が必要だ。」  』

 

 

とても重い文章ですが、これが現実です。

これからは今日参加されたような若い世代の人達と一緒になって、

少しでも良い未来にする為に真剣に取り組んで行かないといけない

時代になっている事を痛感しました。

 

今日参加された皆さん、お疲れ様でした!

 

 

 

<午後の里山クラブ>

 

今日の里山クラブは二部制。

午後からは、毛利さん、水上さん、平山さん、狩野さんの「里山クラブものづくり班」

による、ツリーハウスの土台作りが行われました。

 

 

 

まずは、角山にある「毛利ヴィレッジ」に集合。

 

水上さんが腰かけている、丸太を毛利さんのピックアップトラックに

積み込む作業から始めました。

 

 

 

 

 

重たい丸太も四人で力を合わせれば、ほれ、この通り。

これを体験広場まで運びます。

 

 

 

 

 

 

丸太の搬入を終えて、ちょっと休憩。

これからの重労働に備え、ソフトクリームを食べて糖分補給。

 

 

 

 

 

 

 

この丸太を使ってツリーハウスの土台を作ります。

 

 

 

 

 

 

 

作業に入る前に、水上さんが刈払機で道路側の草刈りをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージ周辺の草も刈って、これで作業がし易くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

毛利さんはツリーハウスの土台の基礎になる杭を打ち込んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

池の近くの湿地帯なので、ちょっと掘ると穴から水が染み出てきます。

それでも構わず、杭を打ち込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージの上でトカゲ(カナヘビ?)を発見。

 

 

ここで水上さん、狩野さん、平山さんの間で、

「トカゲとカナヘビの違いは何か?」という議論が沸き起こりました。

 

「体がテカっていて、しっぽが取れるのがトカゲ(※)、そうでないのが

カナヘビ」という定義(?)があるようなのですが、この定義が

正しいとすると、このステージの上の生き物は体に光沢が無いので

カナヘビが正しいという事になるのでしょうかね?

 

 

※追記 尻尾切りは、トカゲもカナヘビも行うそうです。

 

 

 

 

木材を切って、地面に打ち込む杭を作る水上さん。

 

 

 

 

 

 

 

基礎を固めるためのコンクリの準備をする平山さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどのコンクリを基礎の穴に流し込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

元々、水が湧いている穴だったので、コンクリは水を入れずに投入し、

穴の中に入れてからかき混ぜます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリを平らにならす毛利さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一方の基礎の穴も掘り下げていきますが、こちらは石や木の

根っこが沢山あって、深く掘るのに一苦労です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平山さんが、木の根っこをかき出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

毛利さんが更に深く掘り下げて、基礎の穴は完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

後はコンクリと砂利を混ぜてかき混ぜて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの基礎の穴に流し込めば完成!

ふー!皆さんお疲れ様!

 

 

ツリーハウス建設の続きは、来週の日曜日(26日)の午前10時から体験広場で

行います。お手伝いにこれる人は是非ご参加下さい!

 

 

author:satoyamaclub, category:町有林, 17:18
comments(2), -, -
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Comment
狩野さん、早速のブログのアップご苦労様です。

トカゲとカナヘビの見分け方を調べました。

分類学的には両者とも爬虫類ですが、
トカゲはトカゲ科、カナヘビはカナヘビ科です。

外観上で違いは
1、尻尾
  トカゲは体長の1/2、カナヘビは体長の2/3
2、皮膚
  トカゲは光沢あり、カナヘビは光沢なし
3、舌
  トカゲは先端まで一本、カナヘビは先端が二又
4、まぶた
  トカゲは上下が開閉、カナヘビは下のみ開閉

ブログの写真は尻尾の長さから、やはりカナヘビと推測できます。

尻尾は両者とも切り離せるそうです。
両者の違いはまだあるようですが、この辺で。

調べてみたら結構面白かったです。
水上
TM, 2019/05/19 9:56 PM
水上さん 昨日はお疲れ様でした。

トカゲとカナヘビの見分け方、ありがとうございました!
わざわざお調べ頂いて恐縮です。

自分は、トカゲとカナヘビは呼び方の違い(方言?)だけで
同一種だと思い込んでいましたが、科の違う生き物だったとは!

とても勉強になりました。

k-san, 2019/05/20 10:59 AM